韓国中小企業学会との連携

2022年10月28日に韓国中小企業学会との連携協定式に臨み、挨拶と調印を行ってきました。

 韓国中小企業学会の設立は1967年で正会員は869人となる組織です。また、学術雑誌として「中小企業研究」や「Journal of Small Business Innovation」を発行されています。

 韓国中小企業学会は春と秋の2回開催されており(それぞれ1日だけの開催)、訪問当日は、秋の全国大会が開催されていました。今回の統一テーマは「規制緩和」で、日本から関智宏先生(同志社大学)が招かれ、「日本における中小企業の規制改革」のタイトルで発表されたほか、許伸江先生(跡見学園女子大学)が、「日本中小企業学会の紹介」を報告されました。

 連携協定の内容は、今後、日韓の中小企業学会で相互交流を行うというもので、会員が相手側の学会で報告することや、報告論文をお互いの学会誌に掲載するという内容です。この協定書の締結により、韓国中小企業学会との国際交流の道筋が確立されたと考えており、今後、両学会の交流が盛んにおこなわれることを期待しています。  

会長:池田 潔